こじらせまくり

"夢はでっかく こう描く"

大卒のアイドルがタイトルを奪い取る

 

 

嵐の櫻井翔さんの34歳のお誕生日まであと30分、を切ろうとしている。

意地でも1月25日までには書き終えたいので引用ばかりな文になるが許してほしい。どうせ櫻井翔本人もみないし。先に言っとくけどこの文章めっちゃ重いよ。ヲタきもいよ。

 

 

 

 

櫻井翔はすごく、正しくて強くて優しい人だと思う。正しくて強くて優しいなんてどれも曖昧な言葉だ。でも、彼は正しくて強くて優しい。

知らないことやあいまいだと思ったところをそのままにせずに白黒つけたがるところや、空気を読み取って真面目に馬鹿をするところ、謙虚なところ、端正な顔立ち、メンバーの発言に目尻眉尻下げて笑うところ、後輩に慕われるところ、スクランブルエッグイライラしながら作るところ、くるくると表情を変えるところ、頭の回転が速いところ、プライドを持っているところ、とろっとろの甘い声、かと思えば低音でドキドキするような歌声、不器用ながらに信念を貫くところが大好きだ。

 

櫻井翔が30歳を迎えた際の発言。

漠然と感じた「今のままで本当にいいのかな」という危機感は、以来ずっと持ってるんです。僕は少しでもこの世界で長く走っていたい。今、荷物をたくさん抱えて1年先までしか走れないんだとしたら、その荷物を捨ててでも10年、30年走りたいんです。

 2015年、櫻井キャスター月曜日出演中のZEROの対談企画「櫻井翔×大野智×加藤シゲアキ アイドルの今、コレカラ」が放送された。ここでも『30歳をアイドルが超えたとき』というテーマのとき櫻井は「いつか可愛くなくなっていく、人間だから。そうなった時の畑を今から耕しとかなければならないってずっと思ってた。人気じゃなくて実力を付けるということ」と言っていた。 いつまでも「可愛い」アイドルでいられるわけではない。アイドルである本人の口から発された言葉が衝撃だった。と共に、彼のプロ意識が高いことを改めて実感した。いつでもアイドルを誇りに思っている。なんでも完璧主義に見える彼にとっての荷物を捨ててでも、この世界で長く走っていたい。ずっと一番でいるのもいい、けれど、ずっと笑顔でいれるなら二番だって三番にだってなっていてもいい。 彼は、リュックを自分の荷物でいっぱいにしておかないと気が済まない人だと思う。大きなリュックをもって山に登る、でも、ずっと目指していた山の頂上にいくには荷物を少し減らさないといけない。どれも大事な荷物だが捨てないといけないものがあるなら、彼はきちんと捨ててもいいもの、駄目なものを見極めてきちんと捨てることができる。しかも、リュックがあまりにも軽くならないように、登る最中や山頂でも常に何かを探している貪欲な人。

 

こんなゆっくりでいいんだって こんな俺らだってでもいいんだって
こんな景色まで見られるなんて こんな… こんなとこ来てたなんて
この大草原の先には何が待っているのだろう
道がないなら創ればいい その先例え果てていたとしても

 

よく「気づいたら嵐が信じられないくらい大変なところまで来ていた」って言う。今の人気が夢みたいだって五人が口を揃えるように言ったハワイDVD。夢みたいだけれど、彼らはまだここで終わりを迎えるわけではない、道なき道を歩きつづけて、いつでもいつまでも先を見続けている。正解もゴールもないから、間違っているのかいないのかわからないけれど、前だけ見てどこまでも上を目指している。

 

ああ、、もう、いいよ。外野は黙ってなよ。そのあたりの、飲み屋で、自分の流儀を語っていればいい。まるで足りないよ。世の中の動きをキャッチする力がさ。君らが良いと思ってるその意見は、まったく明後日の方向の意見だよ。君らは、どのくらい女の子をゲットできたの??俺には、これだけのファンがいるぜ。たかが、アイドル。君らが馬鹿にするそのアイドル風情が、今、王座を奪い取る。最速で、奪い取る。

 

この曲にある、目指していた"その時"には十分なくらい立っていると思うし"その先"も目指して今も進んでいる。天の頂いただきまくってる。本当に王座奪っちゃうから櫻井かっこよすぎる。

 

 

 

『17歳の櫻井翔へ』

17歳の俺。はじめまして。 32歳の私です。

そこから15年が経ち、 “俺”や“僕”ではなく “私”を使うようになりました。 そのような機会が増えるという、 意外な状況に身を置いています。 背広を来ない仕事に 腹をくくったつもりでしたが、 背広を着る機会に恵まれているよ。 不思議なものです。

1999年。 嵐になる直前。 気に入っていたドレッドを、 ほどけと言われました。 必死に守り抜いてきた、 無遅刻無欠席が 急に叶わなくなりました。 “はぁ・・・。なんだこれ・・・。 とんでもないことに巻き込まれた。 辞めようと思っていたのに。” そう思っていることと思います。 イラついて ピリピリしていると思います。

でも。 そんな“【あなたの社会】への建て前”と “自分の言い訳”を 鎧に纏っているものの。 自分でその道を選び、歩き始めます。 誰も背中なんか押しちゃいないのに。 結局のところ、 “夢”だったつーことかな。 不安だとは思う。 しかし。 不安が努力を突き動かす。 どうか頑張ってください。 「無理しないでね。」 人は言うかもしれません。 死ぬほど無理してください。 別に死にゃしないから。 こっちも未だに、 “これで本当に良かったのか” わかっていません。 でも、まあ・・・。 “悪くはないかな”って ところまでは来られたよ。 来られるよ。 人生是一方通行。 どうか。 ただ前だけを。 無理しないように。

2014年1月 櫻井翔

 

 

 

今の私と同い年だった17歳の櫻井翔のことはほぼ知らない。昔のインタビューや雑誌をたくさん読んでみたりしたけれど、やっぱり表面的にしか知れなかった。「なにが嵐だ」と後ろ指をさされ、やりたいことが突然できなくなり葛藤していたこと。30代の櫻井翔が不安が努力を突き動かす、って言った。今まで何もせずにここまで来たわけではない。誰にもみせなかった血の滲むような努力、「嵐をやめたい」と思う程追い詰められた時期、報われないこともあって沢山悩んだ。でもいつかはその努力が報われる。櫻井翔だから言える言葉だと思う。努力を惜しむことを知らないという才能で、不可能を可能に変えてきた。櫻井翔の精神がうらやましい。きっと、こんな努力できる人ならなんだってできる。こんなに苦労してアイドルなんてやらなくても、会社で英語ペラペラで外国人とSkypeで会議したり、お洒落なオフィスで部下に慕われながら仕事をしたり、週2の休日は子供と遊んだり、夜に寝て朝起きるなんて生活もできるのに、それでも「アイドル」を選んでプライドをもって続けてくれること、本当に感謝している。

 

赤が似合う櫻井翔さん、いつも名字で呼び捨てして御免なさい。本当に、34歳おめでとうございます。気にしているかもしれないけれど、きっといつまでも櫻井翔は可愛いと思います。いつまでもアイドルがどれほどか見せてくれる存在でいてください。

 

 

 

 

1月25日 1:12(過ぎた)