こじらせまくり

"夢はでっかく こう描く"

二宮くん最優秀主演男優賞おめでとう


やっと、と言ってもおかしな話ですが、嵐の二宮和也くんが、日本アカデミー賞最優秀主演男優賞を受賞しました。本当におめでとう。


今までもずっと、数々の重鎮から「二宮の演技は素晴らしい」「極希な才能の持ち主」「二宮くんがいい」「君がブルーリボンを獲らないのはおかしい」と評価され続けてきたのですが、「所属タレントの優劣をつけさせない」やらなんやらのJ事務所の方針で、ノミネートされその中から最優秀を決めるような賞レースには参加できなかった彼が、こんな大きな賞を受賞できるということは凄いことなのだと思います。

この事務所の方針を打ち破る程の実力を積んで、賞レースへの道を切り開いてくれたであろうV6の岡田くんも凄いことをしたんだなあと改めて実感し、同時に感謝。彼はただのひらぱー園長ではなく、ただのゴリラでもなかった。




お偉いさんや凄い俳優、女優がいるあの会場でも人たらし発揮する二宮節が出るあたり普段の二宮くんだなあ、と思って見ていた。

でもさあ!?!???まさか泣いちゃうとは思ってなかったじゃん!!??!?!?!???????
テレビ始まって9時過ぎくらいだったけど私まだお風呂入ってないから最優秀主演男優賞発表される前に入っておこうと思って服脱いでたら「黒木華ちゃん助演二回目すご ……え!?!ニノ泣いてる???」って妹の声聞こえたから急いでパンツ履いてリビング出てきた。


いや、本当に、まさか泣いてしまうとは思ってないから、驚いた。しかも自分自身ではなくて、共演した女優さんが獲った事に。二宮くんが涙流すのって、ハワイと24htvの吹奏楽の時としか見たことないから動揺してしまった。でも、感動した。それくらいこの映画に強い思い入れがあったんだな、と。
目赤くしながら、涙拭いた手を添えて「おめでとう〜」って言ってた二宮くんを見て、ああ、私はこの人を好きになって良かったな、とパンツ一丁のまま、心から思った。


助演女優賞の次にももクロが出てきた時に夏菜子ちゃんが「二宮さんになるべく静かにしとけよって言われたんですけど(笑)」って言った時、二宮くんは口元に人差し指あてながら「黙っときなさい」みたいな感じで、ももクロちゃんにも気を遣える二宮くん〜〜〜スキ〜〜ってなった。JUMPの山田くんが話してた焼肉奢った話もそうなんですけど二宮最近めっちゃ先輩感溢れてる、スキ〜〜〜〜♡♡♡♡♡♡





そして、そして最優秀主演男優賞発表。
本当に驚いた顔して、嬉しそうに吉永小百合さんと黒木華ちゃんと手を握りあって喜んでる姿が素敵だった。ああよかったね二宮くん........!!!!!!!



もう、ありがとうございます。昨年僕の先輩である岡田准一君がこの賞をいただきまして、すごくうれしくて、家で「すごいいい酒だなあ」と思って、飲みながら見せていただきました。でも、飲んでいくうちに悔しくて。「俺も欲しいな」という風に、だんだん思ってきたときに、会ったのかな、岡田君と。そのときに、「次はお前だから」と言っていただきました。

そのときは、全然自分の中では、そこまでピントがあっていなかったですし、ここに立つということは思っていませんでしたけど、すごくうれしいですし、「とったな」と思います。2年連続で、僕が先輩の次にこれをいただくのは、すごくうれしいですし、この姿を、まあ嵐の人たちも絶対見てくれてると思いますし、喜んでくれてると思います。

そしてジャニーさんとメリーさんとジュリーさんと、今までずっと迷惑をかけてきた人たちに、これでちょっとは恩返しができたかなと思うと、すごくありがたく、また頑張っていこうと思っています。今日はすごくいい酒が飲めそうだなと。岡田君に自慢します。本当にありがとうございました。
(受賞コメント全文)


トロフィーを持って目潤ませながら、本当に嬉しそうにスピーチする二宮くん。何よりも嬉しかったのが、「嵐のひとたちも喜んでくれてると思います」って言葉。
"どんなオファーでも俳優じゃなくて、アイドル『嵐の二宮和也』にオファーが来てると認識している。俳優だけじゃなくてアイドルが作品に出ることでその作品のアクセントになれば。今のアイドルはここまでできるんだと思わせたい"
日本アカデミー賞という、どの俳優さんでも一度は目指すであろう大きな場でも「俳優二宮和也ではなくて嵐の二宮和也」を大切にしている姿が物凄く嬉しかった。


それから、なぜ去年の岡田くんの受賞に「悔しい」と思ったのか考えた。今まで色んな賞辞退させられてたから?あまりこういった欲を出さない彼が「俺も欲しいな」と思ったんだろう。岡田くんは「ジャニーズだから、何十倍も努力しないと認められない」と笑って話してた。きっと岡田くんは、ジャニーズだから、という理由での偏見をなくしたくて俳優業に打ち込んだのだと思う(勝手な考察)。二宮くんは嵐である自分を大切にしていたから、俳優としての仕事をあまりこなさずにやってきたのだと思う。実際、硫黄島の時もハリウッドからオファーが次々と来たが、二宮くんのこの意思を尊重して事務所は断った。嵐としての活動していくその裏で、岡田くんへの羨ましさと悔しさをバネに彼は努力して、こうして最優秀主演男優賞に選ばれるような俳優の嵐・二宮和也になったのだと思う。ちょっと何言ってんのかわかんなくなってきた。


とにかく、大好きな人がすごく素敵な人なのは嬉しいし、大きな賞をいただいて喜んでいる姿をみて私たちヲタクも嬉しいし、山田太郎ものがたりで堕ちた私としてはこれを機に二宮和也の芝居が多くの人に知られると思うと嬉しい。
ちなみに、私のお気に入りは「DOOR TO DOOR」のお芝居。"二宮くんの演技には二宮くんがいない"を確実に体感できる。英雄くんが自然にいるし、脳性まひのお芝居がリアルなんだけど可愛らしいし、障がいは個性と捉えた二宮くんらしい演技。最後のほうなんかボロ泣きしたから是非見て欲しい。



本当に本当におめでとう、これからもっと役者である嵐の二宮くんをみれる機会がたくさんありますように。